AIイラスト判定:AIで描かれた絵かを調べる
AIイラスト判定を無料で。イラストを選ぶか貼り付けると、AIで作られた可能性と理由を表示します。AIイラストに多い見分けポイントと、判定の限界もまとめました。
イラストをAI判定する
ここに画像をドロップ、スクリーンショットを貼り付け(Ctrl+V)、または写真またはスクリーンショットを選んでください
JPG・PNG・WebP・GIF・HEIC(25 MBまで)· 1日3回まで無料 · 無料チェックでは画像のコピーを保存します
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100枚で実測:98枚を正しく判定、1枚は「判定できません」、1枚は誤判定でした。本物の写真50枚のうちAIと誤判定したのは0枚です。 テストの方法(英語)
- テストしたAIイラスト(2026-10-13)
- 4枚:FLUX.2 [max]の印象派風の油絵、GPT Image 1.5の水彩イラスト、Midjourney v7の絵本風イラスト、Seedream 5.0 Proのアニメ風イラスト
- このツールの判定
- 4枚とも「AI生成の可能性が高い」。GPT Image 1.5の1枚は信頼リストに載った署名元のコンテンツクレデンシャルで判定、残りの3枚はSightengineのスコアで判定
- Sightengineのスコア(0〜1、0.8以上をAIと判定)
- 4枚とも0.99
- Hiveのスコア(0〜1)
- 4枚とも0.99以上
- AI生成と書かれたコンテンツクレデンシャル
- 4枚中3枚(署名元はOpenAI、Black Forest Labs、BytePlus)。Midjourneyの1枚にはなし。Black Forest LabsとBytePlusは信頼リストに載っていないため、検出モデルで確認
- テストした手描きのイラスト
- 0枚(手描きのイラストをAIと誤判定する割合は未測定)
- テスト全体
- 100枚(本物の写真50枚、AI画像50枚)。本物の写真50枚のうちAIと誤判定したのは0枚
- Midjourneyの元ファイルでクレデンシャルがあったもの
- 7枚中0枚
- Midjourneyのイラスト1枚の保存形式
- 生成サービスのPNGをJPEG(品質95)に変換して保存。変換でメタデータは残っていない(変換していないMidjourneyの元ファイルは6枚)
- スクリーンショットに残っていたクレデンシャル
- 10枚中0枚
- AI画像のスクリーンショット(Sightengine)
- 10枚中9枚を検出(元のファイルでは10枚中10枚)
| 見る場所 | AIイラストで起きやすいこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 文字・看板・サイン | 読めない疑似文字、画数の欠けた漢字、意味の通らない看板 | 見つかれば分かりやすい手がかり。ただし新しいモデルは大きな文字なら正しく描けることが多く、文字のない絵には使えない |
| 線のつながり | 髪の束が服や背景に溶け込む、輪郭線が途中で別の線につながる | ラフな画風や厚塗りでは人の絵にもある |
| 左右で対になる小物 | イヤリング、ボタン、リボン、靴ひもの形が左右で違う、途中で消える | デザインとして左右非対称な服もある |
| 手・指・持ち物 | 指の数や関節、ペンやハンドルとの接点が不自然 | 新しいモデルではかなり減った |
| 背景の構造 | 手すりや窓の数、建物のパースが場所によってそろわない | 人の絵でも背景は省略やデフォルメが多い |
| 描き込みのムラ | 拡大すると、目立つ部分は細かいのに端の模様が形にならない | 縮小・圧縮された画像では判断しにくい |
AIイラスト判定でわかること・わからないこと
このAIイラスト判定ツールが答えるのは、「この絵がAIの画像生成ツールで作られた可能性が高いか」です。手がかりは、ファイルに残った署名つきの記録(コンテンツクレデンシャル)とメタデータ、そして検出モデルが画素から読み取るAI特有の痕跡です。誰がどうやって描いたかという制作過程は分からないので、手描きであることの証明にはなりません。
結果は「AI生成の可能性が高い」「本物の写真の可能性が高い」「判定できません」「AIで編集された画像」のどれかで、可能性の幅と理由が一緒に表示されます。表示は写真と共通なので、イラストで「本物の写真の可能性が高い」と出たときは、「AI生成の痕跡が見つからなかった」という意味に読んでください。検出モデルを使えなかったときは、「ファイルにはAI生成と書かれています」とだけ表示することがあります。
AIイラストを見分けるポイント
目で見るなら、まず文字を探してください。看板や本の表紙、作者のサインのような小さな文字は、AIが形だけをまねて読めない文字になることがあります。見つかれば分かりやすい手がかりですが、新しいモデルは大きな文字ならきれいに描けます(下の絵でも「交通安全」「駐車禁止」は正しく読めます)。上の表に、そのほかの見る場所と注意点をまとめました。
下の絵は、テスト用にSeedream 5.0 Proで作ったアニメ風のイラストです。ぱっと見ると自然ですが、拡大すると右の標識は「自転車専用」の「転」が抜けて「自車専用」になっていて、路面の文字は漢字のように見えて読めません。


どのポイントも決定的ではありません。人の絵にも省略やデフォルメはありますし、新しいモデルほど手や指の崩れは減っています。目で見て気になったら、ページ上部の判定ツールと組み合わせてください。写真の見分け方はAI画像の見分け方で解説しています。
AIイラスト判定ツールの使い方
ページ上部のツールに、イラストを選ぶかドラッグするか、Ctrl+Vで貼り付けてください。画像のURLも使えます。登録は不要で、1日3回まで無料です。コンテンツクレデンシャルで判定できた画像と、すでに誰かが判定した画像は回数に含まれません。
- コンテンツクレデンシャル:お使いのブラウザで、AIツールが残した署名つきの記録を読みます。署名元がC2PAの信頼リストに載っていれば、検出モデルを使わずに判定します。
- メタデータ:「AIで生成」「AIで編集」のような記録を読みます。誰でも書き込めるので、これだけでは判定しません。
- 検出モデル:上の2つで決まらないときは、画素だけを見るモデル(Sightengine、予備としてHive)に送ります。
できれば、投稿サイトから保存した画像やスクリーンショットではなく、作者が配布した元のファイルを使ってください。判定した画像のコピーは、精度の確認と不正利用の防止のために最長1年間保存されます。自分の作品でない絵を判定するときは、この点にご注意ください。詳しくはプライバシーポリシー(英語)にあります。
AIイラスト判定のテスト結果:AIイラスト4枚で確かめた
2026年10月13日に100枚の画像で行ったテストのうち、イラストや絵画風のAI画像は4枚でした。このツールは4枚とも「AI生成の可能性が高い」と判定しました。
- GPT Image 1.5の水彩イラスト:OpenAIが署名したコンテンツクレデンシャルが残っていて、検出モデルを使わずに判定できました。
- FLUX.2 [max]の油絵風、Seedream 5.0 Proのアニメ風:AI生成と書かれたクレデンシャルはありましたが、署名元が信頼リストに載っていないため検出モデルで確認し、Sightengineのスコアは0.99でした。
- Midjourney v7の絵本風:Sightengineのスコア0.99で判定しました。テストしたMidjourneyの元ファイル7枚のうち、クレデンシャルがあったものは0枚です。
予備のHiveも4枚とも0.99以上でした。ただし、4枚は小さなサンプルです。どれもスクリーンショットではなく生成サービスから受け取ったファイルです(Midjourneyの1枚はファイルサイズの都合でJPEG(品質95)に変換したため、メタデータは残っていません)。写真を含む全体の方法と結果はテストレポート(英語)にまとめています。
AIイラスト判定の限界:手描きの絵はまだ測っていない
いちばん大きな限界は、人が描いたイラストをテストしていないことです。本物の写真ではAIと誤判定したものが50枚中0枚でしたが、この数字をイラストに当てはめることはできません。手描きの絵をAIと判定してしまう割合は分からない、というのが正直な答えです。
ほかにも、次のような絵では結果を慎重に読んでください。
- 一部だけAIを使った絵:AIで下絵や背景を作って手で描き直した絵、AIで加筆した絵は、テストしていません。検出モデルは完成した画素だけを見ます。信頼リストに載った署名元のコンテンツクレデンシャルに「AIで編集」と記録されていれば「AIで編集された画像」と表示します。誰でも書き込めるメタデータの記録だけでは確定せず、記録がなければ区別できません。
- SNSや投稿サイトから保存した画像:テストしたスクリーンショット10枚には、クレデンシャルが1枚も残っていませんでした。判定は検出モデル頼みになります。Sightengineは、スクリーンショットでは10枚中9枚、元のファイルでは10枚中10枚を検出しました。
- デジタルアートや3DCG:ツール自身も、デジタルアートやAIと人の手が混ざった画像では「判定できません」が出やすいと表示します。「判定できません」は失敗ではなく、手がかりが弱いという意味です。
AIイラストだと判定されたとき、疑われたとき
判定結果は、作者に確認するきっかけとして使ってください。「AI生成の可能性が高い」と出ても、それだけで作者を名指ししたり、SNSでさらしたりしないでください。誤判定は、すべて手で描いた人をいちばん傷つけます。
描く側なら、制作の記録を残しておくのがいちばんの備えです。
- タイムラプス:Procreateは新しいキャンバスで自動的に記録し、CLIP STUDIO PAINTにもタイムラプスを記録する機能があります。描き始める前に有効にしておきます。
- レイヤーつきの作業ファイル:書き出した画像だけでなく、.clipや.psdなどの元ファイルを、下書き・線画・塗りの段階ごとに日付つきで保存しておきます。
- 途中経過の投稿:ラフや線画を投稿しておくと、公開の時系列が残ります。
結果が間違っていると思ったら、結果の下の「判定の誤りを報告」から教えてください。報告は、実際の誤判定率を測るために使います。審査員や先生向けの考え方は、英語版のAI Art Detectorにもまとめています。
AIイラスト判定:よくある質問
AIイラスト判定は無料ですか?
はい。登録なしで1日3回まで無料で判定できます。コンテンツクレデンシャルで判定できた画像と、すでに誰かが判定した画像は回数に含まれません。
pixivやXから保存したイラストでも判定できますか?
できますが、スクリーンショットではテストした10枚すべてでコンテンツクレデンシャルが消えていて、SNSから保存した画像でも消えることが多いので、判定は検出モデルだけが頼りになります。作者が配布した元のファイルがあれば、そちらを使ってください。
手描きのイラストがAIと判定されることはありますか?
ありえます。手描きのイラストではまだテストしていないので、誤判定の割合は分かりません。「AI生成の可能性が高い」と出ても、作者に制作過程を確認するきっかけにとどめてください。
AIで作った下絵を手で描き直した絵はどう判定されますか?
テストしていないので、どう出るかは言えません。検出モデルは完成した画素だけを見るため、描き直しの量によって結果が変わると考えられます。混ざった絵では「判定できません」になることもあります。
出典と方法
- C2PA Technical Specification 2.1
- How Content Credentials work (Content Authenticity Initiative)
- IPTC NewsCodes: Digital Source Type
- Kamali et al., How to Distinguish AI-Generated Images from Authentic Photographs (arXiv, 2024)
- Sightengine: AI-Generated Image Detection docs
- Hive: AI-Generated and Deepfake Content Detection docs
- Procreate Handbook: Time-lapse video
- Clip Studio Paint manual: Timelapse